① 理想とする上級生

自分が憧れる上級生像は「仕事が出来て、かっこよくて、スキーがうまくて、頼りになる」人である。実際の自分は欲張り四点セットとは対極にいる。実力が足りていないことはもちろんであるが、どちらかというと理想像とは別のベクトルで部に貢献するタイプであることに気が付いた。

「最近部活に何かしたかな」と考えたときに、現在担当している会計業務や支援企画をはじめとする役職のフォロー、ランニング時のペーサーなどがあげられるだろうか。他の上級生と比べると、少々地味である。また、同期から「同期の仲を取り持っているよね」と言われた経験があることから、私はこの部活において調整役を担っていると思っている(勝手に)。キラキラ上級生にはなれなさそうであるが、いなくなると困る存在として部活を支えられるようになりたい。あわよくば頼れる上級生になりたい。

②プレイヤーとして

 昨シーズンの後期は留学に行っていたことから十分なコンディションでシーズンを迎えられなかったことが反省点であった(留学を言い訳にしないと大口をたたいていたにもかかわらず…)。また、運動のセンスが絶望的にないことに加え不十分な自己管理からインカレでの成績は最悪であった。

昨シーズンの反省を生かし、今年度の陸上トレーニング期間は体力だけではなく技術も身に付けられるよう、考えながら行動した。ランナー部門で最上級生となったことから技術は自分から取得しに行く必要があった。具体的な取り組みとして、部活においての技術練習に加え、所属するスキーチームが月に一回開催するローラースキー練習会に毎回参加した。八月以降はローラースキーのコースで滑れるよう、月に一度は長野県へ行った。また、ノルディックスキープレイヤーが集うトレイルランニングのタイムレースに参加し、体力面での実力差を確認する場を作った。これにより体力づくりのモチベーションを維持することが出来た。

コンディションは過去二シーズンと比較しても格段に良い。そのときできることを一つずつ積み重ねてきた。それでも陸上と雪上では感覚が全く異なるため不安はぬぐえないが、上級生らしい滑りに近づけるように挑戦と克服を繰り返していきたい。

③モチベーションと志

これまでのモチベーションは「先輩への憧れと感謝」であった。
言葉に出して表現することが得意ではないため伝わっているかは怪しいが、自分ではかなりの先輩大好き人間だと思っている。感謝の気持ちを「ありがとう」の五文字で伝えきれないのでスキーを上達させる形で伝えたいと思っていた。この方針に変わりはない。それに加えて、クロスカントリースキーを心から楽しいと実感できるようになった今は、自分にとって満足のいく滑りをしたいと思うようになった。自分の滑りを自分で認められるようになりたい。そして、もし私と同じタイプの後輩がいるのなら今度は上級生として、その存在になりたい。

なんだかんだ「キラキラ上級生」への憧れは捨てきれていないのかもしれない。