今まで中学卒業時、高校卒業時、さまざまな区切りのたびにスキーを辞めようと思っていた。しかし、この何も考えない性格のためそのままスキー部に所属していた。

そして大学生になってからはアルペンだけでなくクロスカントリーとジャンプも始めてしまい側から見たらすごいスキーが好きな人に見えるだろう。実際スキーが好きかどうか聞かれたらわからないが中学生から毎年冬になると大会に向けてスキー場に行き練習をして夏もそのために体力トレーニング、ほとんど生活の一部になっている。

さらにそのような生活の一部となっているのでなんとなくダラダラとやっているわけではないが、スキー頑張ろう!というモチベーションがなくても勝手に走るし筋トレもするしスキー場にも行く。このモチベーションなく動けるというのはとても良いことだと思う。誰に言われるでもなく、やる気を出す必要もなく、ただ淡々とスキーに向き合ってきた。これこそが今まで続けて成長できた要因の一つだと考える。

そんな最後のシーズンに後悔しないためにはと考えた。だがよく考えてみれば今までのスキー人生でどんなに練習をして大会でコケてしまっても後悔した記憶がない。過ぎたものは仕方がない次に進もうといつも考えているからであろうか。これは高校の最後の年にも同じことを考え、その時は普段の練習から限界突破を考え全力で取り組んでいた。その全力があったからこそ目標に届かなくても納得がいったような気がした。

そして現在、結果として大学でもスキーを続け4年生になりちょうどいい区切りでスキー競技を引退しよう思っている。今年は本当に「最後の年」、これには次はない。これこそが今年後悔させる要因になるだろうと考えている。全てのスキー部での活動を最後と考え行動し、インカレでは学習院輔仁会スキー部としての結果も大事であるが今までの自分に対する様々な気持ちも込めて臨み、最終的な結果でも「次」がなくても納得のいく滑りをしたい。

最後にここまでスキーを続けられたのは様々な人たちとの関係があったからこそだと思っている。普段は人のことなんかあまり気にしないがこれに関しては強く強く実感している。その気持ちに恥じぬよう、今までの十年の結果がどうなるかわからないが、これからのすべての活動、大会に臨んでいきたい思う。