コラム 吉田

学習院大学輔仁会スキー部の今後

私がこの輔仁会スキー部でマネージャーとして活動してきた3年半を通じて感じたのは、輔仁会スキー部とは、単に競技を極める場ではなく、仲間と共に成長し、互いを高め合う場所だということだ。今後のスキー部のあるべき姿を考えるとき、私は「競技力の向上」と「仲間への思いやり」を両立できるチームであることが大切だと思う。

スキーは個人競技であるため、極論を言えば個人の努力や向上心次第で、1人でも実力を伸ばすことは可能である。しかし、私たちは「部活動」として、インカレ昇格という共通の目標のもと、4学年が集まって練習している。それは、各々の技術や基礎体力、精神力をより一層高めるために、「チーム」としての練習が欠かせないからである。私はこれまでマネージャーとして、選手が安心して競技に集中できるよう支えることを自分の役割と感じてきた。しかし、単にサポートするだけでなく、チーム全体が「支え合う意識」を持つことこそが、より強いスキー部をつくる鍵だと考えている。互いの立場を理解し、常に応援する気持ちを忘れないチームこそ、本当に信頼し合える集団なのではないだろうか。

インカレで、自分の競技がない日に他班の応援に行く。それが「当たり前」となっている今のスキー部員の姿に、私はこれまでの3回のインカレを通して強い誇りを感じている。その「当たり前」を、残された数ヶ月でしっかりと後輩たちに繋げていきたい。そして、これからも変わらず持ち続けてほしいと心から願っている。

そして何より、輔仁会スキー部の魅力は「仲間の存在」にある。厳しい練習の中でも互いに励まし合い、時に支え合う姿に、チームの温かさを感じてきた。たとえ個人競技であっても、仲間の努力や成果を心から喜び合える環境を、これからも大切にしていきたい。

私たちマネージャーは表には出ない存在かもしれない。しかし、誰かの努力が報われる瞬間をそばで見届けられることこそ、この役割のやりがいだと思う。これからの輔仁会スキー部には、選手・マネージャーが互いを尊重し、支え合いながら高め合う「温かく、そして強いチーム」であってほしい。