コラム 角田

現在のスキー部はどうあるべきか?

私は、今のスキー部にとって大切なことは「自分の課題とレベル感を正しく認識すること」だと考える。四年間の活動を通して感じるのは、努力しているつもりでも、その方向を誤れば成果にはつながらないということだ。

私たちは限られた時間と予算の中で、一つでも上の順位を目指していかなければならない。だからこそ、やみくもに滑るのではなく、自分の課題の原因を分析し、どのように改善すべきかを理解することが、上達への最短ルートだと感じている。

さらに、正しく課題を把握したうえで、どのレベルまで引き上げる必要があるのかを明確にすることも重要だ。私たちはインカレまでに、全国の強豪選手たちと対等に戦い、勝てるレベルにまで高めていかなければならない。

冬の合宿では他大学の選手と練習を共にする機会が多いが、夏場の交流はやや希薄であるように感じている。合同練習や、他校がどのようなトレーニングを行い、どれほどのタイムで走っているのかを知る機会が増えれば、自分の陸上トレーニング期間のモチベーションや目標設定もしやすくなるだろう。技術的にも精神的にも現在地と目的地を把握することが、次の一歩を決めるうえで欠かせないと感じる。

スキーは個人競技でありながら、部活動としてはチーム競技でもある。部員一人一人が自分を理解し、自立して練習に取り組むことで、チーム全体の底上げにつながる。自分の課題を明確に持つ部員同士が刺激し合える環境こそ、強いチームをつくる基盤となる。そのためには、互いにフィードバックし合える関係性を、日々の練習を通じて築くことも大切だと考える。

私自身、最後のシーズンは感覚的な練習を減らし、課題を意識したうえで一回一回の滑りに目的を持ちたい。副将として、言葉で周囲を鼓舞して行くことも重要だと感じているが、自身の成長を通してチームに良い影響を与えられる存在でもありたい。今のスキー部のあるべき姿とは、

人ひとりが自分を知り、考えて行動し、その積み重ねがチームの力となる集団であると私は思う。