自分に勝つための一年
私は中学・高校の時、部活動や試験において、最後の追い込みや詰めの甘さから思うような結果を出せず、悔しい思いをすることが多くあった。そのように、最後の最後で努力が足りず納得のいかない結果で終わってしまう要因は、主に自分への甘さや諦めの早さにあると感じている。「ここで踏ん張って最後まで努力をすれば、良い結果を残せるかもしれない」と頭では分かっていても、その瞬間の欲や弱さに負けて努力を怠ってしまう部分は、自分の非常にもったいない一面であると強く感じている。そこで、今年のスキー部での活動では、「自分に負けない」ということを自身の抱負として掲げたいと思う。
前期の部活動や夏合宿では、「右足の怪我を言い訳にしたくない」という気持ちが強く、少しでも早く仲間に追いつくことや、短期間で大きく実力を伸ばすことを目標に、精一杯先輩方の背中を追いかけて練習に励んだ。その結果、タイムレースなどの公式記録の場「もっとできたのに」と悔やむことはほとんどなく、努力の成果をしっかり実感することができたと感じている。
しかし、だからこそ不安に思うのが、シーズン中のスキー練習である。アルペンスキーは、体力や筋力といった基礎的な身体能力を高めるだけでは、良い結果につながりにくい競技だと思う。陸上トレーニングのように「頑張れば頑張るほど結果が出る」という単純な構造ではなく、技術面の成⾧やそれに伴う強いメンタルも求められるため、良い結果がなかなか出なくても、試行錯誤を重ねながら根気強く練習を続ける必要がある。
そのため、努力がすぐに結果として表れないスキーの練習では、時に自分の甘さや諦めの早さが顔を出してしまうこともあるだろう。そのようなときこそ、前期や夏合宿で培った「負けず嫌いの精神」と「粘り強さ」を糧にして、最後まで諦めずに努力を重ね、シーズンを通して大きな成⾧と良い結果を残したいと考えている。
また、来年度には自分が二年生となり、先輩としての立場になる。そのため、自分の目標を追い求めることに必死になるだけでなく、周囲への気配りや部全体のことを考えた行動を心がけ、チーム全体の成⾧にも貢献したいと考えている。よってこの一年は、個人としても組織の一員としても、仲間と共に切磋琢磨しながら成⾧することを心掛け、過去の自分に勝つための一年にしたい。