考え続ける日々
私はこの一年を実りあるものにするために、日々考え続けるということを大切にして過ごしていきたい。これまでの部活動や初めての夏合宿を経験し、様々な感情に出会った。
自己ベストのタイムが更新できたり、入部当初できなかった筋トレができるようになったことは素直に嬉しく思った。一方で、タイムが思うように出なかったレースに関しては悔しさを覚えた。また、不条理な出来事に直面して何も出来ない無力感に襲われることもあった。しかし、自分の過去を理由にして、その感情の数々と向き合うことを避けてしまったように感じている。今までは、何かを達成するための愚直な努力は実現できたように感じているが、どうしてそのような結果をもたらすようになったのか考えることは非常に少なかった。
夏季休業を経て、スキージャンプの合宿を通しスキーに向き合う時間が増えた。たった一瞬で終わるスキージャンプには多くの考えることがあり、考え続けることの重要性に気付かされた。そして、考え続けた先に、良い記録を生み出す一瞬があるのだと実感した。
また、OBOG の方のお話を伺う機会があり、スキー部の歴史を知った。先輩方が何を思い部活を続けてきたのか、その片鱗に触れることを通して、先輩方の偉大さと自分の未熟さに気付かされた。話を伺った先輩方は絶えず部活がどうあるべきなのか考え続けることを大切にされていた。そのため、スキー部の歴史の担い手である自分自身も、考え続けなければならないのだと思う。
これから出会う問いは、今までのように、一問一答とはいかないだろう。考え続けることがどんなに難しいことなのか、答えがある問いがどんなに簡単なことなのか、大学入試で身をもって学んだ。考え続けることが難しいことであっても、思考をやめて失うものの大きさには及ばないと思う。
私は、スキー部のために何ができるのか。スキー部に所属している意義は何か。先輩たちが、守り、繋いできた学習院大学輔仁会スキー部に何を残すことが出来るのか。これらの問い以外にも、スキーの選手の 1 人として過ごす毎日に、たくさんの問いが転がっている。その問の一つ一つに丁寧に向き合い、考え続けていく。これは当たり前のことかもしれないが、その当たり前が積み重なった先に結果があると信じている。そのため、考えて過ごした毎日を積み重ねる一年にしたい。